- 2025.03.15
- アドラー心理学資格講座
- 資格の活かし方2
- 小学校教師として、児童との関わり方や日々の学級経営等に活用していきたい
私は小学校教師として働いている。そこで、本講座を受講してアドラー心理学を活用できる場面について三つ挙げる。
1つ目は、教室での対人関係スキルの向上である。子供達は人間関係でトラブルが起こることがある。その原因に、思い違い、他者への過干渉が挙げられる。そこで、本講座で学ぶことができた「課題の分離」を子供達に伝えていきたいと考える。相手、関係性、環境を変えるのは難しい。コントロールできるのは自分自身である。というように対人関係への捉え方について指導していきたい。
2つ目は、教育相談である。忘れ物をしてしまう。物をなくしてしまう。といった自身の生活に課題を感じている児童の相談に乗るときは、目的論を意識していきたい。なぜ忘れ物をしてしまうのか。なぜ、整理整頓ができないのか。といった原因のみを追求するのではなく、自分はどんな自分でありたいのか。という、自身のあり方について考え、現状を解決する手立てとしていきたい。
3つ目は、日々の学級経営である。「自分さえよければよい。」という感覚から、教育現場では、責任を放棄したり、他者の邪魔をしたりする姿が散見される。そのような時は、「共同体感覚」を意識させたい。あなたの行動は「何のために」しているのか。その行為が自分のため、クラスのため、学校のため、社会のために貢献しているのか。ということを考えるきっかけとしていきたい。
このような取り組みを仕事で実践していきたい。宮崎県 K.M様