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- 取得可能資格:
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- メディカルピラティスインストラクター
- メディカルヨガインストラクター
統合医療で用いる「代替医療」とは、西洋医学以外の医療を指すもので、古来さまざまなものが世界に存在しています。
例えば心身のパワーを高めるヨガもその一つ。
リハビリを目的に誕生したピラティスと共に、西洋医療を補完する代替医療として注目されています。
体の動きに対してどの骨や筋肉が使われているのかといった機能解剖学の知識を用い、誰でも安全に疾患予防や不調改善を目的に取り組むことが出来ます。
メディカルヨガは、健康維持を目的に考えられた運動です。自分の健康は自分で守る「セルフメディケーション」の取り組みとして有効です。
心に作用するヨガ・ピラティスとアロマはもともと相性の良い組み合わせです。相乗効果によりそれぞれの効果をさらに高めることができます。
一般的なヨガもメディカルヨガも「健康や美容」を目的としたものですが、
メディカルヨガは、さらに心や体の不調・機能改善を目的に代替医療の一つとして
医療や介護の現場で導入されているのがメディカルヨガです。
ヨガは柔軟性を高めることが主な目的とされています。体を動かすことによるストレス発散効果や爽快感を得ることができます。
メディカルヨガでは、一つひとつの動きの体への作用に重きを置き、不調改善に役立たせることが目的です。また、運動を通じ、自ら心身の状態を把握、セルフメディケーションとして役立ててもらうことを目標としています。
呼吸はその人の姿勢や自律神経の安定に深く関わっています。メディカルヨガでは呼吸を意識し、心と体を本来の状態へ整え、
ヨガのアーサナの動作により、さまざまな症状や不調に働きかけることができます。
最近では、高齢者のロコモ(注1)予防としても注目されています。
注1)ロコモティブシンドロームの略。ロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器症候群)は、
加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、
要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を表す言葉です。
厚生労働省では「ロコモティブシンドロームの認知度を上げよう」という目標を掲げ、介護予防へ繋げようと考えています。
メディカルヨガは、体と心のバランスを整え、健康増進や生活の質向上を目指す新しい形のヨガです。
医療と科学の知識に基づいて体系化されており、ストレスや体の不調を抱える方にも安心して取り組めます。
呼吸法や姿勢改善を通じて柔軟性や筋力を高め、心身の調和とリラクゼーション効果を得られる統合的な方法です。
ヨガの呼吸法、瞑想、ポーズを組み合わせることでストレス管理やメンタルヘルス向上に効果的です。深い呼吸は副交感神経を活性化しリラックスを促し、瞑想は集中力を高め、心を落ち着かせます。ポーズは筋肉の緊張を緩和し、血流を改善。これらにより、ストレスホルモン(コルチゾール)の減少や自律神経のバランス改善が科学的に証明されています。
ヨガは正しい姿勢を保つための筋力や柔軟性を向上させ、姿勢改善や体の痛み軽減に効果的です。特に背骨や骨盤周りの筋肉を整えるポーズは、猫背や腰痛、肩こりの緩和に役立ちます。呼吸と連動した動きにより血流が改善され、筋肉や関節の緊張が和らぎます。これらの効果は、筋骨格系のバランス改善に基づくものです。
ヨガを家族や友人と一緒に行うことで、共通の時間や体験をシェアでき、信頼関係や絆を深めることに役立ちます。ペアやグループでヨガを行うことで自然なコミュニケーションが生まれます。また、リラックス効果や心身の健康維持を一緒に体感することで、関係性の質が向上するでしょう。
ヨガは深い呼吸法や適度なポーズ、瞑想を通じて自律神経を整え、免疫機能を高めます。血流改善、リンパの流れ促進により、免疫細胞が活性化されます。ねじりや逆転のポーズは内臓を刺激し、デトックス効果を高めます。これらの効果は免疫系と自律神経の関連性を示す研究に裏付けられています。
ヨガはマットの上で行うだけではありません。オフィスや旅先では、椅子や壁を使った簡単なヨガポーズや呼吸法が効果的です。肩や首のストレッチ、前屈、座位での背中のねじりなどは、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。深い呼吸法や瞑想はストレス軽減や集中力向上に役立ちます。マット不要のヨガは、隙間時間で手軽に行え、リフレッシュ効果が得られるのが特徴です。
主にヨガスタジオやフィットネスジムでヨガのグループレッスンを担当します。来られるクライアントさんの年齢や生活習慣も異なるため、ヨガに留まらず幅広い知識が必要となります。
医療機関や介護現場で患者や高齢者向けに身体機能の維持・回復、リハビリ支援、ストレス軽減を目的としたヨガプログラムを提供します。利用者さんの症状や体力に合わせた安全な指導を行う必要があります。
メディカルアロマインストラクター資格を持った者がメディカルヨガに関する授業を大学などの学校や専門学校などの教育機関で担当します。日本統合医学協会のプログラムは全国の教育機関で導入されています。
ご自宅の一室や公共施設、カルチャーセンターなどでヨガクラスを自主開催します。また、最近ではオンラインを使ったレッスンを開催する人も増えています。グループレッスン、パーソナルレッスンのいずれにも対応できるのが特徴です。また、SNSやブログでの集客も重要なお仕事となります。
統合医療の観点から幅広い知識がベースとなるメディカルヨガ。その学習をしたインストラクターはヨガレッスンだけではなく、幅広くその知見を活かすことが可能。地域の健康イベントやワークショップでの講演、ヨガに関する原稿の執筆など多彩な活躍が可能です。
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協会について
日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。