
オフィシャルブログ
「最近、人の名前が出てこない」
「何を取りに来たのか忘れてしまう」
「以前より物忘れが増えた気がする」
こうした変化に、不安を感じたことはありませんか?
年齢を重ねれば多少の物忘れは自然なことと言われています。
しかし近年では、認知症の前段階として「MCI(軽度認知障害)」という状態が注目されています。
「認知症とは違うの?」
「MCIと言われたら認知症になるの?」
「改善する可能性はある?」
言葉だけを聞くと、不安になる方も多いかもしれません。
そこで今回は、「MCI(軽度認知障害)」とは何か、認知症との違い、そしてなぜ今注目されているのかについて、わかりやすく解説していきます。
MCIとは、「Mild Cognitive Impairment」の略で、日本語では「軽度認知障害」と呼ばれています。
簡単に言うと、健康な状態と認知症の中間にあたる段階です。
物忘れなどの症状はみられるものの、日常生活には大きな支障が出ていない状態を指します。
たとえば、
といった変化がみられることがあります。
ただし、ここで重要なのは、「物忘れ=すぐ認知症」ではないということです。
年齢を重ねれば、誰でも多少は記憶力や集中力が低下します。
そのため、以前と比べてどう変化しているかを客観的に見ることが大切だと言われています。
MCIと認知症の大きな違いは、「日常生活への影響の程度」です。
認知症では、記憶力だけでなく判断力や理解力なども低下し、生活に支障が出てくることがあります。
一方でMCIは、物忘れなどはあっても、買い物や家事、仕事などをある程度自立して行えるケースが多いとされています。
つまり、完全に健康とも言い切れない一方で、認知症とも違う状態なのです。
だからこそ、MCIは非常に重要な段階だと考えられています。
近年、MCIが注目されている理由のひとつが、「早期の気づき」です。
認知症は、ある日突然始まるものではなく、長い時間をかけて少しずつ変化していくと考えられています。
そのため、比較的早い段階であるMCIに気づくことで、生活習慣を見直すきっかけにもなります。
実際に近年では、
などが、脳の健康と深く関係していることも分かってきています。
つまり、脳だけを特別に考えるのではなく、生活全体が重要になってくるのです。
もちろん、年齢とともに多少の物忘れが増えることは自然なことです。
ですが、「歳だから仕方ない」で終わらせてしまうと、本来気づけた変化を見逃してしまう可能性もあります。
現代は、スマホやSNSによる情報過多、睡眠不足、運動不足、人との交流減少など、脳に負担がかかりやすい環境でもあります。
脳も身体の一部です。
疲労や生活習慣の影響を受けるのは、決して特別なことではありません。
近年では、認知症や脳の健康を脳だけの問題として考えるのではなく、生活習慣や人との関わり、心の状態も含めて捉える考え方が注目されています。
CMI(Certified Mental Interface)も、そうした視点を大切にした考え方のひとつです。
脳の健康は、医療だけで守られるものではありません。
毎日の会話、笑う時間、外出、人とのつながり。
そうした日常の積み重ねも、脳にとって大切な刺激になると言われています。
MCIという言葉を聞くと、「このまま認知症になるのでは」と不安になる方もいるかもしれません。
しかし、MCIは認知症と確定した状態ではありません。
次回は、
について、もう少し具体的に解説していきます。
通学コース
オンライン講座
協会について
日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。