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近年、全国的にマシンピラティススタジオが増え、メディアでも取り上げられるほど人気が高まっています。
それに伴い、
「せっかくピラティスを学ぶなら、マシンインストラクター資格まで取りたい」
と考える方も増えてきました。
一方で、需要の急増により、資格の内容や指導レベルに大きな差があるスクールが出てきているのも事実です。
比較サイトやSNSで情報があふれる中で、どこを基準に選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
医療・介護・リハビリ領域と関わる立場から本当に大切な資格の選び方をまとめました。
ピラティス資格には大きく分けてマットとマシン(リフォーマー・キャデラック・チェアなど)の2種類があります。
ピラティスの入口として最適で、多くの教育団体が「マット → マシン」の順で学ぶことを推奨しています。
人気とニーズが高まっている分、学ぶ内容も深く、資格の質による差が出やすい分野と言えます。
マシンは、実際に触れながら覚えることがとても重要です。
そのため、
を確認しておきましょう。
スクールによって学べる内容は大きく異なります。
最初はマット+リフォーマーをしっかり学ぶコースが最も現実的で、実践での活用度も高いです。
講師の専門性はスクールの価値を大きく左右します。
特にマシンは、身体の使い方や怪我予防の知識が不可欠なため、信頼できる講師から学べることが重要です。
資格は取った後が本番。
以下も確認しましょう。
資格を取って終わりにならず、現場での経験に繋がる環境かどうかがポイントです。
マシンピラティスの人気と市場拡大により、短期間で資格取得できるコースも増えています。
短期・低価格が悪いわけではありませんが、受講者の声でよく聞くのは、
という内容です。
特にマシンは「安全性」が重要。
負荷設定や動きの誘導を誤ると、目的と逆に身体への負担が大きくなることもあるため、学ぶ環境の質と実技時間は必ず確認したいポイントです。
多くの国際教育団体が、まずマットの基礎を身に付けることを推奨しています。
理由は、
つまり、遠回りに見えて実はこれが最短ルート。
マシンピラティスを深く学びたい方ほど、基礎であるマットをきちんと理解しておくことが後の大きな強みになります。
最近は、医療従事者やリハビリ職の方がピラティスを学び始めるケースが増えています。
たとえば
こうした方々が、マットピラティスや運動介入の知識を身に付けることで、患者さん・利用者さんへの助言やケアの質が大きく向上します。
日本統合医学協会の認定校でも、医療職の受講者が多く、
「患者さんへの説明力が高まった」「体の使い方を理解して看護が楽になった」
という声も寄せられています。
マシン資格を取る前の基礎づくりとしても、医療職の方が学ぶメディカル観点は非常に大きな価値があります。
資格はどれを取るか以上に、「どんなクライアントをサポートしたいか」が重要になります。
目的によって、向いている団体・講座の種類が変わってきます。
価格・期間・口コミに加えて、ぜひ 「自分の未来像に合うかどうか」 を基準に選んでみてください。
マシンピラティス資格は、インストラクターとして活躍する大きな武器になります。
しかし、どのスクールを選ぶかで、その後の学び方や働き方の幅は大きく変わります。
この4つを押さえて、自分に合ったスクールを選ぶことが大切です。
マシンピラティスは魅力的な分野ですが、基礎を大切にしながら、長く活躍できるインストラクターを目指して、ぜひ納得のいく学びを選んでくださいね。
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協会について
日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。