- メディカルピラティスインストラクターメディカルヨガインストラクター
廣嶋禎数 さん
笑顔で喜んでもらえるので、 自分自身も元気になれますし、とてもやりがいを感じます。
この仕事を目指そうと思ったきっかけをお教えください。
審判インストラクターの仕事が一区切りついて大阪に戻ってきた際に、今後は運動指導に 関わる自分自身の学びも深めたいと考えて、以前から「良い姿勢」で「良いパフォーマンス をする」ことに興味があったので、まずはトレーナーの資格を 取得して区民センターで教えることから始めました。指導を続けるうちに、「良い姿勢」と いう観点から、ヨガやピラティスにも興味が広がり、これらも学んでみたいと。良いものを 組み合わせてより効果的な運動指導ができればと思ったのがきっかけです。
日本統合医学協会の資格を選んだ理由
もともとご縁のあった認定校でメディカル的な要素も学べるという内容に惹かれました。自分の教室に 来られる方々が、何らかの不調を持つ 50 代・60 代の女性が多いということもあって、ガンガン運動するというよりは、少しでも不調を改善して気持ちよく運動してもらえたらと考 えていたので、単にポーズを覚えるだけでなく、不調の原因にも丁寧に向き合える知識が学べたらいいなと思ったからです。
認定校に通ってよかったこと
実技が通学、学科はオンラインだったので、自分の教室も運営しながら無理なく習得できました。またテキストに必ず解剖学の説明がつい ていたので、今、このポーズが身体のどの部分にアプローチをしているのか、この症状の方 にはこのポーズは控えたほうが良い、など自分自身がひとつひとつ理解したうえで説明や 指導ができるよう導いてもらえたのが良かったですね。
今後のビジョンについて
僕の教室には 50 代から上は 80 代の方にもお越しいただいているので、肩が凝っているとか、腰が痛いなど何らかの不調を抱えていらっしゃる方が、少しでも日常生活がしやすくな るような運動指導をして、地域の方々の健康維持に貢献できるような活動ができたらと考 えています。ヨガやピラティスなどで体を整えていく中で、ハイキングに行こうかな、テニ スもやってみようか、と興味が広がって、更に元気に様々なスポーツを楽しめる人が増える といいなとも思っています。
今から目指そうと思う人にひと言
ヨガやピラティスというと女性がやるものというイメージもありますが、男性にもおすす めです。学ぶことで自分自身の心も豊かになりますし、インストラクターとして教室で教え ていると、皆さんに「体が楽になった!」「気持ち良かった」と笑顔で喜んでもらえるので、 自分自身も元気になれますし、とてもやりがいを感じます。私自身、ヨガやピラティスのイ ンストラクターの資格をとったのは 55 歳を過ぎてからでしたので、自分が学びたいと思っ たらいつでも始められます。ぜひ頑張ってください。
廣嶋禎数さんのプロフィール(JOTヨガピラティスカレッジ卒業)
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元サッカー審判員。大阪府立高校の教員を務めながら 1993 年の J リーグ発足と同時に副審を務め、国際サ ッカー連盟(FIFA)に国際審判員(副審)として登録。2006年ワールドカップ・ドイツ大会で日本人5人目(副審としては初)のW杯審判に選出される。国内外の主要な大会で活躍した後、2008 年に審判 活動を引退。その後日本サッカー協会 (JFA) トップレフェリーインストラクターとしてフルタイムで後進 の育成に尽力。2018 年より地元大阪に戻り、審判指導を続けながらコンディショニングトレーナーと しての活動を始め、区民センターなどでのグループレッスンやパーソナルレッスンを行っている。
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