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前回は、MCI(軽度認知障害)と生活習慣の関係について解説しました。
睡眠不足や運動不足、ストレス、人との交流減少など、日々の生活が脳の健康に影響している可能性があることが分かってきています。
では実際に、私たちはどんなことを意識すればよいのでしょうか。
「脳を鍛えなければ」
「特別なことを始めなければ」
そう考えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、脳の健康は特別なことだけで支えられているわけではありません。
大切なのは、毎日の生活を少しずつ整えていくことです。
今回は、統合医療の視点からも注目されている脳の健康習慣について考えていきましょう。
現代は、睡眠を後回しにしやすい時代です。
仕事や家事、スマホ、動画視聴などで、気づけば夜更かしになってしまう方も少なくありません。
しかし、睡眠中、脳はただ休んでいるだけではなく、情報整理や回復を行っていると考えられています。
そのため、睡眠不足が続くことで、
などにつながる可能性もあります。
まずは、「睡眠時間を削ることが当たり前になっていないか」を見直してみることも大切かもしれません。
脳の健康というと、頭だけの問題に感じるかもしれません。
しかし実際には、身体を動かすことも重要だと言われています。
特別な運動をする必要はありません。
少し歩く。
外に出る。
階段を使う。
そんな日常的な動きでも、身体だけでなく脳への刺激につながります。
特にウォーキングなどは、
といった、自然な刺激が多く含まれています。
最近では、運動不足だけでなく、座りっぱなしの生活も増えています。
「長時間ほとんど動いていない」という方は、まずは短時間の散歩から始めてみるのもよいかもしれません。
統合医療の視点からも、食は健康の土台として重視されています。
もちろん、「この食品を食べれば認知症を防げる」という単純な話ではありません。
しかし、
といった状態が続けば、身体だけでなく脳にも影響する可能性があります。
脳も身体の一部です。
その働きを支えるためには、日々の栄養状態も大切だと考えられています。
まずは、完璧な食事を目指すのではなく、
といった基本的な部分から見直していくことも重要かもしれません。
現代は、情報やストレスが多い時代でもあります。
人間関係、仕事、不安、孤独感。
こうしたストレスが長く続くことで、心だけでなく身体にも負担がかかりやすくなります。
脳もまた、ストレスの影響を受ける臓器のひとつです。
そのため最近では、脳の健康を考えるうえで、メンタルケアの重要性も注目されています。
そんなことも、結果として脳の健康につながっていくのかもしれません。
人と会話をすることは、想像以上に脳を使っています。
相手の話を理解し、自分の言葉を選び、反応を考える。
会話には、多くの脳の働きが関わっています。
最近では、一人暮らしや在宅時間の増加などによって、「一日ほとんど誰とも話さない」という方も少なくありません。
もちろん、一人の時間そのものが悪いわけではありません。
ですが、人とのつながりを持つことは、脳にとっても自然な刺激になると言われています。
家族や友人との会話だけでなく、地域活動や趣味なども、脳の健康を支えるきっかけになるかもしれません。
近年では、認知症やMCIを脳だけの問題として考えるのではなく、生活習慣や人との関わり、心の状態も含めて考える視点が注目されています。
CMI(Certified Mental Interface)も、そうした考え方を大切にしています。
脳は、知識やトレーニングだけで支えられているわけではありません。
睡眠、食事、運動、メンタルケア、人とのつながり。
そうした日常の積み重ねも、脳の健康に関わる重要な要素だと考えられています。
MCIや認知症という言葉を聞くと、不安になる方も多いと思います。
ですが、大切なのは必要以上に怖がることではなく、今の生活を少し見直してみることです。
脳は、年齢だけで決まるものではありません。
日々の睡眠、食事、運動、そして人とのつながり。
そうした毎日の積み重ねが、未来の自分につながっているのかもしれません。
まずは、今日できる小さなことから始めてみてはいかがでしょうか。
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日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。