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「授乳中にアロマセラピーを使っても大丈夫ですか?」
これはとても多い質問です。
夜中の授乳、寝不足、慣れない育児。
ほんの少し、気持ちがゆるむ時間がほしい。
でも同時に、赤ちゃんに何か影響があったらどうしようと不安にもなりますよね。
今日は、怖がらせるためではなく、安心して判断できるように整理していきます。
母乳は、血液からつくられます。
つまり、食べたものや体に取り込まれたものの一部は、母乳に影響する可能性があります。
これは特別なことではなく、普段の食事でも同じです。
実際、母親が食べた食材の香りが母乳に反映されることも知られています。
ここで大切なのは、「移る可能性がある」=「すぐ危険」ではないということ。
問題になるのは、どれくらい使うかです。
空間にふわっと香る程度であれば、
体に入る量はごくわずかと考えられます。
ただし、
は避けたほうが安心です。
「ほんのり香る」くらいがちょうどいいのです。
精油を使ったアロマトリートメントを受けると、皮膚から吸収される可能性があります。
そのため、
という基本は守りたいところです。
赤ちゃんが直接触れる場所は避ける。
これがシンプルで大切なポイントです。
自己判断での内服は推奨されません。
母乳移行の不確実性が高まるため、避けましょう。
赤ちゃんは、
という特徴があります。
大人には何も感じない量でも、赤ちゃんには強いことがあります。
例えば新生児と3歳児では受ける影響が全く違ってくるのです。
だからこそ、「少なめ」「短め」「様子を見る」が安心につながります。
アロマセラピーは植物由来ですが、植物の成分をぎゅっと凝縮したものです。
自然=無条件に安全というわけではありません。
でも、正しく使えば、気持ちを支えてくれる存在にもなります。
大切なのは、たくさん使うことではなく、ちょうどよく使うこと。
産後の母親に対して香りが、
などに繋がると示唆する研究もあります。
嗅覚は脳の情動に関わる部位と直結しています。
だからこそ、「少し楽になった気がする」と感じることがあるのです。
ただし、その研究の多くは母体の心理的指標が中心で、乳児への影響を詳細に追ったものは限られています。
このことが、慎重に実践することが重要となる理由です。
難しい専門知識よりも、
この基本を守ることのほうが大切です。
授乳中のアロマセラピーは、
「少し、やさしく使う」
それが答えです。
産後は、お母さん自身のケアも必要な時期。
無理をしすぎず、安心できる範囲で。
もし不安や分からないことがある場合は、事前に専門家へ相談するようにしましょう。
香りは主役ではなく、あなたを支える小さなサポート役です。
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