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「ヨガインストラクターに憧れているけど、もう40代...今からでもなれるのかな?」
「若い人ばかりの世界で、50代から飛び込むなんて無理かも...」
そう思って、一歩を踏み出せずにいる方へ。
結論からお伝えします。
ヨガインストラクターになるのに年齢制限はありません。
むしろ、40代・50代だからこそ活かせる強みがあります。
本記事では、なぜ中高年からでもヨガインストラクターを目指せるのか、年齢を重ねていることが不利にならないどころか、むしろプラスになる理由を、具体的に解説します。
ヨガ業界には、40代・50代で資格を取得し、現役で活躍しているインストラクターが数多くいます。
ある国内ヨガ協会の調査によれば、受講生の約3割が40代以上。
また、「子育てが落ち着いたタイミングで資格取得に挑戦した」「セカンドキャリアとしてヨガを選んだ」という声も珍しくありません。
▼ 実例:50歳でインストラクターに転身したAさん(元会社員)
「人生経験がある分、生徒さんとの会話も自然に弾む」とAさんは語ります。
「今さら私がヨガインストラクターになれるのかな...」
そんな不安を抱く方にこそ、知っておいてほしいことがあります。
40代・50代だからこそ、人の心に響くヨガが伝えられる。
年齢を重ねてきたからこそ備わっている「人生の深み」は、今のヨガ業界では大きな強みになります。
その理由を3つの観点からご紹介します。
① 共感力・包容力があるからこそ安心感を与えられる
たとえば、レッスンに来た生徒さんが「最近なんだか気分が落ち込んで...」とつぶやいたとき。
あなたなら、「あ、そんな時あるよね」「私もそういう日あるから大丈夫よ」と、自然に声をかけられるはずです。
それは、人生の中で自分自身も「思うようにいかない日」や「心が疲れてしまう時期」を経験してきたからこそ出せる、温かさや余白のある空気感。
ヨガにはポーズの正確さだけでなく、「その場にいるだけでほっとする」「この先生のそばにいたい」と思わせる雰囲気が何より大切です。
40代・50代のあなたが持つ「落ち着き」「包容力」は、まさにそれを体現できる存在感。
若さでは代えがたい価値です。
② 同世代のロールモデルとして、希望を与えられる存在に
たとえばあなたが50代の主婦で、初めてヨガスタジオに来た女性だとします。
目の前にいるインストラクターが20代のスレンダーな女性だったら、少し気後れしてしまうかもしれません。
「私なんかが来てよかったのかな...」と思ってしまう方もいます。
でも、もし同じ年齢層の先生が、穏やかな声で「私も最初は身体が固くてね」と笑いながら話してくれたらどうでしょう?
「こんなふうに自然体でいいんだ」
「年齢を重ねても、こんなに輝けるんだ」
そんなふうに、自分も変われるかもしれないという希望を感じられるはずです。
インストラクターであるあなたが、誰かにとってのこれからの理想の自分になる。
その影響力は、想像以上に大きなものです。
③ 若さよりも求められるのは「思いやり」と「丁寧さ」
「ヨガって体が柔らかくないと無理なんでしょ?」
「難しいポーズばかりでついていけない気がする...」
そんな不安を抱えながら来る生徒さんにとって大切なのは、
ポーズが美しい先生かどうかよりも、自分のペースを受け入れてくれる先生かどうかです。
たとえば、呼吸が浅くなっている生徒に「もう少しゆっくりで大丈夫ですよ」と声をかけたり、無理に体を伸ばそうとする人に「今ある感覚を味わってみて」とそっと導く。
そうした心の目線でレッスンをリードできる力は、年齢を重ねてきた人だからこそ持ち得るものです。
特に今のヨガ業界では、「インスタ映え」や「難しいアーサナの披露」よりも、ひとりひとりの身体と心に丁寧に向き合う指導者が求められています。
国内外の主要なヨガインストラクター資格(RYT200、ヨガ連盟、メディカルヨガなど)には、年齢制限がありません。
必要なのは、一定時間の学習と実技の習得のみ。
ヨガに関する知識や経験はゼロでもOKです。
講座も、通学・オンライン・週末のみなど、ライフスタイルに合わせて選べるものが増えており、子育て中や仕事をしながらでも学びやすい環境が整っています。
ヨガインストラクターというと「若くてキラキラした人たちがスタジオでバリバリ活躍している世界」というイメージを持っていませんか?
でも実際には、家庭や人生経験を活かしながら、無理なく・自分らしく働いている40代・50代のインストラクターはたくさんいます。
ここでは、そんな現役インストラクターたちの3つの実例を紹介します。
どれも、年齢を重ねたからこそ選べたあなただけのキャリアの参考になるはずです。
① 地域密着型インストラクター|「週2回、近所の公民館が私のヨガスタジオ」
人物像:55歳/元パート主婦/子育て終了後に資格取得
週に2回、地元の公民館でクラスを開いているEさん。
対象は50代〜70代の女性たち。
椅子ヨガや寝たままできる優しいヨガを中心に、無理なく心地よく続けられるスタイルを大切にしています。
活動内容と収入の目安:
ライフスタイルとの両立:
Eさんの言葉:
「ヨガを通じてご近所の居場所ができたのが嬉しい。収入以上に、心が豊かになる仕事です。」
② オンライン専業インストラクター|「子育てしながら自宅スタジオで開業」
人物像:46歳/元保育士/中学生の子どもがいる主婦
コロナ禍をきっかけに、自宅の和室を使ってZoomレッスンをスタート。
1日2回、朝と夜にオンラインヨガを開催しています。
参加者は30代〜60代の女性が中心で、育児や仕事に疲れた心身をほぐしたい方が多いそう。
活動内容と収入の目安:
ライフスタイルとの両立:
Fさんの言葉:
「SNSも苦手だったけど、画面越しでも気持ちは伝わることに気づけた。今は全国の人とつながれるのが楽しい!」
③ 医療・福祉分野で活躍するメディカルヨガ指導者|「ヨガで寄り添う第2のケアのかたち」
人物像:52歳/元看護師/体調不良をきっかけに医療現場を離職後、資格取得
Hさんは、医療の知識を活かしながら、メディカルヨガを通して更年期や慢性不調、ストレスに悩む女性に向けたクラスを開催。
病院とは違う形で「人の健康を支える仕事」として、やりがいを感じていると言います。
活動内容と収入の目安:
Hさんの言葉:
「ヨガは診るのではなく寄り添うことができる。治すことはできなくても、痛みや不安と向き合う力を引き出せると感じています。」
ヨガの最大の魅力は、年齢にとらわれず、心身とともに成熟していけることです。
筋力や柔軟性が衰えたとしても、呼吸・集中・意識の深まりはむしろ年齢とともに深まるもの。
だからこそ、ヨガは「年齢を重ねることが強みになる」数少ない仕事です。
むしろ、40代・50代からヨガを学ぶことは、自分の人生を見つめ直し、人の役に立ちながら自分も癒される働き方を実現するチャンスだと言えるでしょう。
ヨガインストラクターになるのに、「若くなければいけない」という決まりはありません。
✅ 人に寄り添える経験と優しさがある
✅ 同世代を励ませる存在になれる
✅ 健康・癒し・つながりを広げられる
40代・50代だからこそできるヨガ指導が、必ずあります。
「ずっとやりたかった」その気持ちがあるなら、今こそ一歩を踏み出してみませんか?
あなたの人生経験そのものが、誰かの支えになる日が、もうすぐ来るかもしれません。
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協会について
日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。