オフィシャルブログ

オフィシャルブログ

  1. ホーム
  2. オフィシャルブログ
  3. 2025年注目のピラティストレンド5選|あなたに合うのはどれ?

2025年注目のピラティストレンド5選|あなたに合うのはどれ?

31886262_m.jpg

「最近、体のあちこちがなんとなく不調...
「ピラティスを始めてみたいけど、自分に合うスタイルがわからない」
そんな声が増えている今、2025年のピラティスシーンはこれまで以上に多様化し、目的に合わせて選ぶことが主流になっています。

今回ご紹介するのは、2025年に注目されるピラティストレンド5選。
すべて、ただの「流行」ではなく、実際にあなたの体や心の悩みに寄り添い、改善が期待できるものばかりです。

今のあなたに最も必要なピラティスを見つけるヒントとして、ぜひ最後まで読んでみてください。

トレンド1:AI解析×オンラインピラティス|精度と手軽さを両立

どんなトレンド?

オンラインピラティスはもはや定番になりつつありますが、2025年はさらに進化。
AIカメラによる動作解析機能を備えたオンラインサービスが急増中です。

スマホやPCのカメラで自分の動きを読み取り、姿勢や筋肉の使い方をAIがリアルタイムでチェック。
「骨盤が左に傾いています」「背中の丸まりが強いです」など、まるでインストラクターが隣にいるかのような指摘が受けられます。

向いている人と得られる効果

  • 姿勢が悪いとよく言われるけれど、自分でどう直せばいいかわからない人
     → AIがフォームを自動で分析してくれるので、自分の癖や弱点に気づきやすく、改善が早くなります。
  • スタジオに通う時間が取れない忙しい人
     通勤や移動が不要なうえ、短時間でも効果的な指導が受けられるので、忙しい人でも無理なく続けられます。
  • グループレッスンでは物足りなく感じていた中級者以上の人
     個別の動作評価によって、より精度の高い自己調整ができ、トレーニングの質が一段と向上します。

トレンド2:メディカル・ピラティス|痛みと不調に"効く"動き

どんなトレンド?

今、整形外科・婦人科・介護現場などで注目されているのが「メディカル・ピラティス」。
筋肉や骨格の知識に基づいたプログラムで、治療やリハビリの補助、さらには予防医療の一環として採用しているところもあります。

特に、理学療法士や看護師などの専門職がインストラクターとして指導するケースも増え、エビデンスに基づいたピラティスの信頼性が高まっています。

向いている人と得られる効果

  • 腰痛や肩こりなど、慢性的な痛みで悩んでいる人
     骨格のゆがみや筋肉のアンバランスを整えることで、痛みの根本原因にアプローチが可能となります。
  • 整形外科での治療やリハビリを終えたけど、その後のケア方法がわからない人
     再発防止や筋力維持のために、安全かつ機能的な動きでその後のケアを継続できます。
  • 高齢の親が運動不足で心配、転倒などを予防したい人
     メディカルピラティスは高齢者でも安心してできるプログラムが豊富。家庭でも一緒に取り組めます。

トレンド3:マインドフルネス・ピラティス|心と身体を"同時に整える"

どんなトレンド?

自律神経の乱れやストレスが原因の不調が増えている今、「マインドフルネス・ピラティス」が注目されています。

これは、呼吸・身体の感覚・心の状態に意識を向けながらゆったりと動くスタイル。
瞑想や呼吸法の要素も取り入れつつ、体を動かすことで思考を手放し、いま、ここに集中する感覚を育みます。

向いている人と得られる効果

  • ストレスを感じやすく、イライラしたり感情の波が大きい人
     呼吸と動作に意識を向けることで、交感神経の過剰な働きを鎮め、穏やかな心を取り戻すことができます。
  • 睡眠の質が悪く、朝スッキリ起きられない人
     自律神経が整うことで、深い眠りを促し、朝の目覚めが軽くなる効果も期待できます。
  • 瞑想は苦手だけど、頭をスッキリさせたい人
     動きのあるマインドフルネスなので、思考を整理しやすく、心身ともにリフレッシュできます。

トレンド4:フェムピラティス|女性特有の悩みに向き合う

どんなトレンド?

生理痛、PMS、更年期、妊娠・出産、産後の体型や不調...
女性の体はライフステージによって大きく変化します。

そんな中、これらの変化に対応した「フェムピラティス」が拡大中。
特に骨盤底筋群へのアプローチや、ホルモンバランスを意識した動きが注目され、看護師・助産師と連携した専門プログラムも登場しています。

向いている人と得られる効果

  • 生理痛やPMSで月に何日も生活に支障が出る人
     血流改善や骨盤調整で、月経時の不調をやわらげ、心身のバランス調整が期待できます。
  • 出産後に体型が戻らない、尿もれや腰痛がつらい人
     骨盤底筋の適切なトレーニングで体幹の安定性が増し、尿もれ予防や姿勢改善に効果が期待できます。
  • 更年期の不調(ほてり・不眠・不安感など)を感じ始めている人
     激しい運動が難しい時期でも、やさしく動きながら心身の調和を取り戻すことが可能となります。

トレンド5:オステオフレイルピラティス|骨と筋肉を同時に鍛える"未来への投資"

どんなトレンド?

「健康寿命の延伸」が社会課題となる中、注目されているのが「骨粗鬆症やフレイル対策ピラティス」。
骨(オステオ)と筋力(サルコ)を同時にケアすることで、将来の寝たきりリスクを未然に防ぐことが期待できます。

軽度な負荷でも骨に刺激を与える運動や、バランス機能を強化するトレーニングが組み込まれ、高齢者だけでなく、40代からの備えとして取り入れる人が増えています。

向いている人と得られる効果

  • 最近つまずきやすくなった、バランス感覚が不安な人
     安全な動きで体幹と下肢筋力を鍛え、転倒リスクを低減します。
  • 骨密度の低下や筋力の衰えを指摘された人
     関節に負担をかけずに骨を刺激し、骨粗しょう症やロコモティブシンドロームの予防につながります。
  • 介護を必要としない老後を送りたいと願う40代・50代の人
     → ""始めることで、10年後、20年後の自分の体を守る準備ができます。

【まとめ】ピラティスは「選ぶ時代」へ。あなたの今に合う一歩を

ピラティスは、誰にでも効果がある万能なエクササイズ...ではありません。
あなたの"今"の体調、悩み、生活スタイルに合ったピラティスを選ぶことで、はじめて「結果が出る」「続けられる」運動になります。

2025年のトレンドは、どれも「課題解決型」のピラティスです。
どの選択肢にも明確な目的があり、あなたの心や体の悩みにしっかりアプローチできます。

ぜひ今回紹介した5つの中から、自分の体と心が求めているピラティスを見つけてみてください。
それは、"ただの運動"ではなく、"自分を整える習慣"になるはずです。

【関連講座】メディカルピラティスインストラクター養成コース

  1. 一覧へ戻る
入会案内

入会案内

メディカルアロマやメディカルヨガをはじめとする
セルフメディケーションやセンテナリアンなどに関心をお持ちで、
当協会の目的や活動にご賛同いただける方のご入会をお待ちしております。

日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。

センテナリアン学会