法人会員制度

日本統合医学協会は、すべての人がこころ豊かで、健やかに年齢を重ねていける社会の実現を目指し、統合医療の普及と人材育成に取り組んでいます。
同じ志をもって歩んでくださる法人の皆さまと共に、よりよい社会づくりを進めていきたい――
そうした思いから生まれたのが、「法人会員制度」です。
この制度では、当協会が開発・監修するオンライン講座を通じて、セルフケアの意識を高める学びや、現場で役立つ知識・技術修得を法人単位で取り組んでいただけます。
医療・福祉・教育・サービス業など様々な業界での研修はもちろん、福利厚生や社員の自己啓発支援としてご利用いただくケースも増えています。
協会の理念に共感し、統合医療の可能性を信じてくださる法人様の思いに、私たちは心から応えたいと考えています。
活用のかたちは問いません。社員研修として、あるいは健康経営の一環として――
その先にある「人を大切にする社会づくり」を共に目指してくださる方とのご縁を、心より歓迎いたします。
法人会員制度は、そうした想いを共有する皆さまと築く、新たな協働のかたちです。
制度の詳細や活用方法については、ぜひお気軽にご相談ください。
現場で即戦力になるスキルを、効率よく身につけさせたい
資格取得を促したいが、サポート体制を社内で整える余裕がない
多拠点・シフト制のため、研修の機会が平等に提供できない
一人ひとりの「得意・苦手」に合わせた学びを提供したい
従業員一人ひとりの力を、無理なく、着実に育てたい。
日本統合医学協会のオンライン講座は、教育の質と効率を両立しながら、柔軟に対応できる仕組みを整えています。
多様な働き方にも対応し、個々の成長に寄り添う設計で、職場全体の底上げに貢献します。
社員教育を通じて、貴社のさらなる発展をサポートいたします。
医療・福祉・美容・心身ケアなど、現場で役立つ実践的な内容から、セルフケアやメンタルケア、睡眠改善といった日常に活かせるテーマまで多彩にご用意。業種を問わず活用いただけます。
すべての講座はオンライン対応。通勤中や休憩時間など、スキマ時間を活かして無理なく学習が可能です。忙しい現場スタッフにもやさしい、柔軟な学びのスタイルです。
専門職の視点で構成された講座内容は、すぐに現場で活かせる実用性の高さが特長です。知識だけでなく、実践につながる“学びの成果”が社員の即戦力化を後押しします。
以下の割引制度あり。1回あたりの申込人数が
自己啓発支援制度をつくったが、活用されていない
福利厚生をもっと“実感できるかたち”にしたい
コストを抑えつつ、全社員に提供できる制度を探している
社員の健康意識を高める施策を探している
せっかく福利厚生制度を整えても、活用されなければ意味がありません。
本当に求められているのは、“誰にでも役立ち”、“自分ごととして取り組める”学びの場です。
日本統合医学協会のオンライン講座は、心と体を整えるセルフケアを中心に、日常に寄り添う実用的な内容が特長。
従業員の健康意識を高めながら、コストを抑えて全社に提供できる柔軟な仕組みもご用意しています。
キャリアやライフスタイルに合わせて、健康・予防・メンタルケア・アロマ・睡眠など多彩な学びを自由に選べます。
自発的な学習意欲に応える環境は、従業員満足度やエンゲージメントの向上にもつながります。
業務に直結する内容だけでなく、日々の体調管理やメンタルバランスを整えるセルフケア講座も充実。
心身の状態を自ら整える力を養うことで、健康経営の推進にも貢献します。
福利厚生のひとつとして「学びの機会」を提供することは、企業が従業員を大切にしている証でもあります。
企業イメージの向上とともに、離職防止や定着率の向上にもつながる施策としてご活用いただけます。
※従業員1名につき、19,800円/年間となります。なお、従業員が資格取得を希望される場合は、オンライン試験の合格及び個人会員への登録が必要となります。(試験料・年会費別途)
50,000円(不課税)
10,000円(不課税)
※年度末(3月31日)更新
統合医療に関心を持ち、当協会の活動や目的に賛同いただける法人
みる未来事業統括本部 ヘルスケア事業部
【左】水野真衣様【右】鈴木奈未様
「香り」に確かな根拠を。
メディカル視点で学ぶ
『kagural』の挑戦
株式会社メニコン様
コンタクトレンズ事業で知られる株式会社メニコン様(本社:愛知県名古屋市)は、2022年にアロマ精油ブランド『kagural(カグラル)』を立ち上げられました。
香りを安全に、正しく、そして効果的に活用するために、日本統合医学協会のカリキュラムを導入。社員が専門知識を学ぶことで、より丁寧なカウンセリングと商品提案ができる体制を整えられました。
今回は『kagural』の誕生から協会との連携、そして今後の展望について、株式会社メニコン ヘルスケア事業部ヘルスケア推進部の鈴木 奈未さんと、水野 真衣さんにお話をうかがいました。
当社はこれまで、コンタクトレンズを通じて「視覚」にアプローチする事業を展開してきました。しかし今後は、視覚だけでなく「五感」を通じて、より多角的にお客様の心と体に働きかける商品を届けたい……そんな想いから「嗅覚」つまり香りに注目するようになりました。
香りは、人の気持ちを前向きにしたり、安らぎを与えたりする力を持っています。この可能性を形にするべく、日本統合医学協会の監修のもとで独自の精油ブランド『kagural』を立ち上げました。
現在は5種類の香りを販売しており、なかでもレモンやライムといった柑橘系の香りを中心にブレンドした「refresh eyes」は、気分を切り替えたいときにぴったりの人気アロマです。
全国の販売店『Menicon Miru』で購入いただけるので、多くの方の手に取っていただけたら嬉しいです。
私たちが扱うコンタクトレンズは高度管理医療機器のため、製品には医療的な信頼性が求められます。その点において、アロマを“医療”や“メディカル”の視点から体系的に学べる日本統合医学協会は、非常に信頼できるパートナーでした。
最初はホームページから問い合わせをし、精油の成分や禁忌、リスク管理といった知識まで幅広く学べるカリキュラムに魅力を感じ、導入を決めました。
私たちは、単に“香りが良い”というだけでなく、成分や作用についてしっかりと理解した上でアロマを取り扱うべきだと考えています。いずれ『kagural』が目のお悩みにもアプローチできるよう、精油の開発・販売にあたっては、スタッフ自身もアロマについて正しい知識を持ちたいという旨もご相談しました。
現在、全国の『Menicon Miru』の販売員のうち、すでに150名以上が日本統合医学協会の『メディカルアロマインストラクター』資格取得に向けた講座を受講しています。
この講座は、約半年間にわたりeラーニングを活用して進める本格的なプログラムです。アロマテラピーの基礎に加え、心理学や基礎医学、さらに疾患に関する知識まで、幅広い分野を深く学べるのが大きな特長です。
テキストに初めて目を通したときには、アロマの持つ可能性と奥深さに改めて驚きました。人体の仕組みまで学ぶ内容は、まるで看護学生になったかのようで、受講者の満足度も非常に高いです。
最近では自ら受講を希望するスタッフも増えており、学んだ知識が現場でのカウンセリングや商品提案にしっかり活かされていると感じています。
『kagural』を販売する際は、資格を持った専門スタッフがお客様一人ひとりのライフスタイルやお悩みに耳を傾け、その方に合った香りをご提案しています。
こうした丁寧なカウンセリングを行うことで、これまでコンタクトレンズの販売だけでは知り得なかった、お客様の心の状態や背景まで触れることができたのは大きな経験です。スタッフに共感の機会が増えたことで、接客の幅も広がりました。
そして何より、お客様から「香りがあると気持ちが切り替わる」「家で過ごす時間が豊かになった」といったお声をいただくたびに、やりがいを実感しています。
今後は、アロマのラインナップをさらに充実させ、百貨店やポップアップショップなど多彩な場所で『kagural』を展開していく予定です。
私たちは、お客様に寄り添い、日々の暮らしに彩りを添える存在でありたいです。
ただ、精油の効果や意義をどう表現していくかは難しい部分でもあり、今後も日本統合医学協会さんの知見やサポートをいただきながら、一緒に事業を展開していければと期待しています。
また、協会が提供しているヨガやピラティスなどのカリキュラムは、私たちが大切にしている「ヘルスケアで心と体を整える」という考え方と重なります。今後はフェムテック事業をはじめ女性特有のお悩みへのサポートなど、アロマの枠を越えた幅広い健康分野の取り組みでも、ご一緒できる機会があればうれしいです。
通学コース
オンライン講座
協会について
日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。