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「こころも風邪」をひく?!

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不安定な季節における病は身体だけではありません。『心の風邪』ともいわれる「うつ病」も不安定な時期に大きな関係があります。今回はそんな「うつ病」について話していきたいと思います。

うつ病は一つじゃない⁉

    「うつ病」を一つの病名だと思っている人は意外に多く、詳細に関しては知らない人が多いというのが現実です。まずは、その種類を見ていきましょう。

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    上記の通り、DSM-5(アメリカ精神医学会 診断・統計マニュアル)によりますと、抑うつ性障害は8つに分類されています。

    うつ病の症状は?

    一口に「うつ病」といっても、これほど種類があるので一概には症状の説明はできませんが、ここでは「大うつ病」の症状を見ていきましょう。

    以下の症状のうち、少なくとも1つが、ほとんど毎日、1日中ずっと認められる。

    1)抑うつ気分:気分が落ち込んでいる
    2)興味または喜びの喪失:何に対する興味もなく、喜びを感じない。
    さらに、以下の症状を併せて、合計で5つ以上が同じ2週間の間に、ほとんど毎日、1日中ずっと認められる。
    3)食欲が低下(増加)し、体重の減少(増加)が著しい。
    4)不眠あるいは睡眠過多:眠れない、もしくは寝すぎている。
    5)精神運動性の焦燥または制止、沈滞:話し方や動作が鈍くなったり、イライラしたり、落ち着きがなくなったりする。
    6)易疲労感または気力の減退:疲れやすかったり、やる気がでなかったりする。
    7)無価値感または過剰な、不適切な罪責感:ほとんど毎日、自分に価値がないと感じたり自分を責めるような気持ちになったりする。
    8)思考力や集中力の減退または決断困難:考えがまとまらず集中力が低下して、決断できない。
    9)死についての反復思考、自殺念慮、自殺企図。

    うつ病のメカニズム

    うつ病は心の病ともいわれていますが、病気である以上原因は存在します。それを知ることができれば、予防対策ができますよね。では、うつ病のメカニズムを見ていきましょう。

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    上図のように、うつ病の原因の一つは『ストレッサー』なのです。皆さんにとっての『ストレッサー』は何か、把握されていますか?把握できていたら早期に発散することでうつ病は予防できるかもしれません。

    治療法

    治療法には様々な角度からのアプローチがあります。

    • 環境調整(休養療法)
    • 心理療法(認知行動療法)
    • 薬物療法(抗うつ薬)

     この続きは次回に詳しくお話ししたいと思います。

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