オフィシャルブログ

オフィシャルブログ

  1. ホーム
  2. オフィシャルブログ
  3. センテナリアン(100歳以上の高齢者)、9万人超え。人生100年時代へ

センテナリアン(100歳以上の高齢者)、9万人超え。人生100年時代へ

pixta_56169711_L.jpg全国の100歳以上の高齢者は、2022年初めて9万人を超え、52年連続で過去最多を更新しました。人生 100 年時代といわれる現在、誰もが健康で安心して、生きがいのある生活を送ることができる健康長寿社会を築くことが重要になっています。


急速な高齢化−日本の現状−

「高齢者」について、一律の定義はありませんが、現在日本では、65歳以上を高齢者と定義し、6574歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼ぶことが一般化しています。また、社会の高齢化を表す言葉としては、「高齢化社会」、「高齢社会」、「超高齢社会」という言葉があり、65歳以上の人口が、全人口に対して7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。 日本が高齢社会に突入したのは1970年のことで、その後も高齢化率は上昇し続け、1994年には高齢社会、2007年には超高齢社会へと突入しました。今後も高齢者率は上昇し続ける見込みで、2025年には約30%、2060年には約40%に達すると見られています。

図1-1-2.jpg

▲出典:(内閣府)「令和4年度高齢社会白書」図1-1-2 高齢化の推移と将来推計


人生100年時代の到来

「人生100年時代」と聞いても実感が湧かないかもしれません。実際には、平均寿命そのものが100歳となる時代はまだ到来していませんが、 厚労省が発表した2022年度の簡易生命表によると、2022年の日本の平均寿命は、男性で 81.47 年、女性で87.57年です。それが2060年には、男性84.19年、女性90.93年となり、女性の平均寿命は90年を超えると見込まれています。また、冒頭でお伝えしたように1963年には全国で153人だった100歳以上の高齢者の数は、20229526人に増えています。100歳長寿センテナリアンの人口は急速に増加しているのです。

図1-1-4.jpg

▲出典: (内閣府)「令和4年度高齢社会白書」図1-1-4 平均寿命の推移と将来推計


「人生100年時代」を視野に入れた人生設計を

今はまだ100歳以上は特別な存在ですが、誰もがセンテナリアンになる時代はやってくると言われています。長生きをしたとしても健康でなければ意味がありません。 急速な高齢化による社会の変化の中で、長生きを喜ばしいものと捉え、前向きに自らの将来を設計できる生き方こそが大切になってくるのではないでしょうか。 日本統合医学協会は、「健康で自分らしく、生き生きと自立して生活できる100歳」=「センテナリアン」と捉え、統合医療の考え方を広めることで、誰もが安心して「センテナリアン」を実現できる社会の実現を目指しています。これから迎える「人生100年時代」に向けて、学びをきっかけに、ご自身やご家族、周りの大切な人の人生設計について考えてみませんか。

参考資料:
(内閣府)令和4年版高齢社会白書「高齢化の現状と将来像」
(厚生労働省)プレリリース「令和4年百歳高齢者表彰の対象者は45,141人」

  1. 一覧へ戻る
入会案内

入会案内

メディカルアロマやメディカルヨガをはじめとする
セルフメディケーションやセンテナリアンなどに関心をお持ちで、
当協会の目的や活動にご賛同いただける方のご入会をお待ちしております。

日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。